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日本経済

失業率3%でリニアもあるのに
日本が景気後退に陥るのはなぜ

2014年11月18日(火)15時58分
ジョーダン・ワイスマン

 日本の失業率は常に低く抑えられている。経済状況が悪化した時に、労働者のクビを切るのでなく給与削減で対応していることが、雇用を守ることにつながっているのだろう。だからアメリカでは景気後退で失業者が増加するのに対して、日本の場合は給与カットが起こる。そんな状況では当然、デフレ脱却も困難になる。

 日本には明るいニュースもある。時速500キロのリニアモーターカーの実験線試乗会が先週から始まったのだ。最先端のリニアを走らせ、人もうらやむ低失業率を誇る国が、景気後退と言うのだからわからないものだ。

© 2014, Slate

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