ローマ教皇フランシスコの葬儀は26日、各国首脳が参列へ

4月22日、 ローマカトリック教会の枢機卿はフランシスコ教皇の葬儀を26日午前10時(日本時間午後5時)から、サンピエトロ大聖堂前の広場で執り行うことを決定した。写真は21日。バチカン市のサンタマルタ館で棺に横たえられた教皇の遺体。バチカンメディア提供(2025年 ロイター)
Joshua McElwee Crispian Balmer
[バチカン市 22日 ロイター] - ローマカトリック教会の枢機卿は22日、フランシスコ教皇の葬儀を26日午前10時(日本時間午後5時)から、サンピエトロ大聖堂前の広場で執り行うことを決定した。
教皇の遺体は在位中に居住したサンタマルタ館の礼拝堂に安置された。バチカン(ローマ教皇庁)は、祭服を身に着け木製の棺に横たわる教皇の写真を公開した。
遺体は23日午前9時に枢機卿に先導されて隣接するサンピエトロ大聖堂に移送され、信者らが最後の別れを告げる。
移民問題をめぐってフランシスコ教皇と度々衝突してきたトランプ米大統領は、妻と共に葬儀に参列すると発表した。バチカン関係者によると、教皇の母国アルゼンチンのミレイ大統領や、ブラジルのルラ大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領も参列する予定。