今年のドイツ成長率予想0.2%に下方修正、回復は緩慢=銀行協会

ドイツ銀行協会は、ドイツ経済は長引く低迷から非常にゆっくりと回復するとの見通しを示し、今年の成長率はわずか0.2%にとどまるとの予想を示した。2月17日、ハンブルクで撮影(2025年 ロイター/Fabian Bimmer)
[ベルリン 2日 ロイター] - ドイツ銀行協会は、ドイツ経済は長引く低迷から非常にゆっくりと回復するとの見通しを示し、今年の成長率はわずか0.2%にとどまるとの予想を示した。昨年9月に発表した見通しの0.7%を下方修正した。
ロイターが2日入手した最新予測で分かった。独経済が顕著に回復するのは2026年以降とし、26年の成長率は1.4%と予想した。
ドイツ経済は2年連続で縮小しており、トランプ米大統領が輸入車への25%の関税を発表したことで、今年の見通しは一段と悪化した。
協会のハイナー・ヘルケンホフ最高経営責任者(CEO)は「26年は、ドイツの財政政策によるプラスの影響が成長率に初めて反映されることになる」と指摘。「しかし、強力な改革と競争力のある税制が実現すれば、もっと早くから投資を刺激することができる」と強調した。
協会が特に懸念するのは、今年実質ベースで減少が予想される企業投資だ。ヘルケンホフ氏は「26年に予想される3.5%の増加でさえ、以前の回復と比べるとかなり弱い」とし、欧州債務危機以前には企業投資は景気上昇局面で定期的に2桁の伸びを示していたと指摘した。