フィリピン貿易赤字、2月は31.5億ドル 21年6月以来の低水準

［マニラ　２８日　ロイター］ - フィリピン統計局が２８日に発表した２月の貿易統計は３１億５０００万ドルの赤字だった。輸出が鈍化しつつも伸びが継続する一方で輸入が減少し、赤字幅は２０２１年６月以来最小となった。

１月の赤字は５１億２０００万ドル（５０億８０００万ドルから改定）だった。

２月の輸出は３．９％増の６２億ドルと前月の６．３％から伸びが鈍化。輸入は前年比１．８％減の９４億ドルだった。

２４年第４・四半期の経済成長率は前年同期比５．２％で前期と同水準だったが、市場予想は下回った。

政府は５月８日に第１・四半期の成長率を発表する。