トルコ、ウクライナで平和維持活動なら貢献可能=国防省筋

3月6日、トルコ国防省筋は、ウクライナで平和維持活動が実施されれば、トルコが貢献する可能性がある明らかにした。写真はトルコのエルドアン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領。アンカラで2月撮影(2025 ロイター/Cagla Gurdogan)
[アンカラ 6日 ロイター] - トルコ国防省筋は5日、ウクライナで平和維持活動が実施されれば、トルコが貢献する可能性がある明らかにした。北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、トルコの軍規模は米国に次ぎ2番目。
この関係筋はアンカラで「地域の安定と平和の確立に必要と判断されれば、活動への貢献が検討され、全ての関係勢力と相互に評価される」と記者団に語った。
欧州の軍事大国である英国とフランスは、将来のウクライナ和平協定後に停戦監視のために部隊を派遣することをすでに協議しているが、米国は派遣しないとしている
トルコの関係筋は、協議はまだ発想の段階で、具体的な決定は下されていないと説明。派遣する場合、まずウクライナとロシアの間で停戦が宣言される必要があり、初期の派遣は停戦を監視する非戦闘部隊となるべきと強調した。