トランプ氏、ウクライナ大統領と来週会談の公算 「戦争終結望む」

トランプ米大統領は7日、ウクライナのゼレンスキー大統領と来週会談し、レアアース(希土類)など両国の資産の安全保障について協議する計画と明らかにした。写真は2024年9月、米ニューヨークのトランプタワーで撮影(2025年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、ウクライナのゼレンスキー大統領と来週会談し、ロシアによるウクライナ侵攻を終わらせる方法などについて協議すると明らかにした。ロシアのプーチン大統領とも会談したいと述べた。
トランプ氏は大統領執務室で記者団に対し、開始からまもなく3年を迎えるロシアによるウクライナ全面侵攻について「人道的な観点から、終結を望んでいる。この不条理な戦争を終わらせたい」と述べた。
その上で、ウクライナが持つレアアース(希土類)などの資産の安全保障についてゼレンスキー氏と話し合いたいとし、米国の支援の見返りとして「同等の何か」を求めていると言及。「互恵的な関係にしたい」と語った。
ゼレンスキー氏との会談が対面形式になるのか、ビデオ会議形式になるのかは明らかにしなかったものの、自分自身はワシントンにとどまり、ウクライナを訪問する予定はないと述べた。