ウクライナ向け米製兵器は欧州が費用負担、NATO事務総長表明
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長(写真)は23日、米国にウクライナ向け兵器供与を継続するよう求め、その費用は欧州が支払うと表明した。14日撮影。(2025 ロイター/Lehtikuva)
[ダボス 23日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は23日、米国にウクライナ向け兵器供与を継続するよう求め、その費用は欧州が支払うと表明した。
スイス・ダボスで開催中の世界経済フォーラムのイベントで講演し、NATOは防衛支出を増やし、防衛産業の生産を拡大し、ウクライナ支援にかかる費用をより多く負担する必要があると述べた。
「ウクライナについては、米国も関与し続ける必要がある」と指摘。「もしトランプ新政権が米国の防衛産業基盤からウクライナへの供与を続けるつもりなら、そのツケは欧州が払う。私はこのことに完全に納得しており、われわれは喜んでそうしなければならない」と語った。
トランプ米大統領は今週、欧州連合(EU)はウクライナを支援するためにもっと努力すべきだと発言した。
ルッテ氏はまた、ロシアのプーチン大統領が北朝鮮や中国の指導者と「ハイタッチ」することになりかねないとして、ロシアが勝利しないことが重要だと指摘。「ウクライナ支援を縮小することなく、さらに強化しなければならない」と話した。