ＵＡＥ・シリア両外相、「兄弟的」関係の強化協議

アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のアブドラ外相は１月６日、同国を初めて公式訪問したシリア暫定政府のシェイバニ外相との会談で、シリアとの「兄弟的」関係の強化について協議した。同日、アブダビで撮影。提供写真（２０２５年　ロイター）

[ドバイ ６日 ロイター] - アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のアブドラ外相は６日、同国を初めて公式訪問したシリア暫定政府のシェイバニ外相との会談で、シリアとの「兄弟的」関係の強化について協議した。ＵＡＥ国営通信ＷＡＭが伝えた。

両外相はまた、先月のアサド政権崩壊以降の全般的なシリア情勢についても話し合った。

ＷＡＭによると、アブドラ氏はシリアの独立と主権に対するＵＡＥの支持を改めて表明した。

シリアのアブカスラ国防相、ＵＡＥのマズルーイ国防問題担当国務相も会談に同席した。

今回のＵＡＥ訪問はシェイバニ氏にとって２度目の外遊の一環。ＵＡＥの前にはカタールを訪問しており、今後ヨルダンも訪れる。

同氏のＸ投稿によると、歴訪の目的は「安定、安全、経済回復を後押しし、際立ったパートナーシップを築く」ことだという。

先週には初めての外遊先としてサウジアラビアを訪問した。