ニュース速報
ワールド

ベネズエラがパラグアイと国交断絶 大統領選の野党候補支持に反発

2025年01月07日(火)10時28分

南米ベネズエラ政府は1月6日、マドゥロ大統領の昨年7月の再選を認めずに野党候補だったゴンサレス氏当選を主張するパラグアイと国交を断絶した。写真はパラグアイのペニャ大統領。2024年8月、アスンシオンで撮影(2025年 ロイター/Cesar Olmedo)

[カラカス/アスンシオン 6日 ロイター] - 南米ベネズエラ政府は6日、マドゥロ大統領の昨年7月の再選を認めずに野党候補だったゴンサレス氏当選を主張するパラグアイと国交を断絶した。これを受け、パラグアイはベネズエラ外交官に48時間以内の国外退去を命じた。

マドゥロ大統領の3期目就任を10日に控え、パラグアイのペニャ大統領が5日、ベネズエラの野党指導者らと会談し、亡命中のゴンサレス氏を昨年のベネズエラ大統領選挙の勝者と呼んだ。

ペニャ大統領は会談後にX(旧ツイッター)に投稿し、「(ゴンサレス氏の)勝利を認めることに加え、ベネズエラの民主主義の早期回復に貢献するため、私は国際社会と協力し続ける決意を表明した」と発言。ベネズエラ政府はペニャ大統領発言を「拒否する」と声明で指摘し、国交を断ち切った。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米司法長官候補辞退のゲーツ氏、フロリダ州知事選に出

ワールド

米LNGの輸出再開、トランプ氏側近は粘り強い取り組

ワールド

ラスベガスのテスラ車爆発、チャットGPTで犯行計画

ビジネス

中国、家電買い替え補助金制度を拡充 内需回復策の一
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国の宇宙軍拡
特集:中国の宇宙軍拡
2025年1月14日号(1/ 7発売)

軍事・民間で宇宙覇権を狙う習近平政権。その静かな第一歩が南米チリから始まった

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流行の懸念
  • 2
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵の遺族を待つ運命とは? 手当を受け取るには「秘密保持」が絶対
  • 3
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」
  • 4
    仮想通貨が「人類の繁栄と自由のカギ」だというペテ…
  • 5
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 8
    真の敵は中国──帝政ロシアの過ちに学ばない愚かさ
  • 9
    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…
  • 10
    ウクライナの「禁じ手」の行方は?
  • 1
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流行の懸念
  • 2
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵の遺族を待つ運命とは? 手当を受け取るには「秘密保持」が絶対
  • 3
    真の敵は中国──帝政ロシアの過ちに学ばない愚かさ
  • 4
    早稲田の卒業生はなぜ母校が「難関校」になることを…
  • 5
    ザポリージャ州の「ロシア軍司令部」にHIMARS攻撃...…
  • 6
    地下鉄で火をつけられた女性を、焼け死ぬまで「誰も…
  • 7
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 8
    カヤックの下にうごめく「謎の影」...釣り人を恐怖に…
  • 9
    青学大・原監督と予選落ち大学の選手たちが見せた奇跡…
  • 10
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 3
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 4
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 5
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 8
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 9
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 10
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中