ウクライナ代表団が訪韓、武器支援を要請=報道
ウクライナのウメロフ国防相率いる代表団が今週、韓国を訪問して武器支援を要請していると、複数のメディアが報じた。写真は昨年7月、韓国大統領と会談するウクライナのゼレンスキー大統領。提供写真。(2024年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS/File Photo)
[ソウル 27日 ロイター] - ウクライナのウメロフ国防相率いる代表団が今週、韓国を訪問して武器支援を要請していると、複数のメディアが報じた。
27日付の韓国紙・東亜日報によると、代表団は韓国大統領府の申源湜国家安保室長と会談し、ロシアのウクライナ侵攻について意見を交換した。
香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストも今週、関係筋の話として、ウクライナ代表団が訪韓して武器支援を要請すると報じた。
韓国の聯合ニュースは関係筋の話として、ウクライナ代表団が27日にも韓国の尹錫悦大統領と会談する見込みと伝えた。
韓国大統領府や国防省は報道について確認を避けた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は10月、韓国KBSテレビとのインタビューで、韓国政府に防空システムを含む武器支援の具体的な要請を送る考えを示していた。
韓国は西側諸国の一部からもウクライナに殺傷兵器を供与するよう迫られているが、これまでは地雷除去装置を含む非殺傷性の装備・物資の提供にとどめている。