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イスラエル、ベイルート中心部に初の避難命令 郊外にも空爆

2024年11月27日(水)02時59分

イスラエルとイラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラの停戦発表が待たれる中、イスラエルは26日、レバノンの首都ベイルート市内中心部の4地域に避難命令を発した。同日撮影(2024年 ロイター/Mohammed Yassin)

[ベイルート 26日 ロイター] - イスラエルとイラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラの停戦発表が待たれる中、イスラエルは26日、レバノンの首都ベイルート市内中心部の4地域に避難命令を発した。中心部に避難命令が出されるのはこれが初めて。

治安筋によると、同日夕方からベイルート中心部に一連の空爆が実施された。

また、ベイルートの南郊にも少なくとも10回の攻撃があった。攻撃はイスラエル軍が同地域の20カ所に避難命令を出してから約30分後に始まった。避難命令としてはこれまでで最大規模となる。

イスラエル軍のアビチャイ・アドレイ報道官は、空軍がベイルート市内のヒズボラ拠点に対して「広範囲な攻撃」を行っていると述べた。

外交手段による局面打開が間近に迫っているとみられるものの、イスラエルがベイルートなどで空爆を強化したため敵対行為は激化している。保健当局によると少なくとも18人が死亡した。

ロイター
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