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EU、重要鉱物の共同購入プラットフォーム開発業者選定へ
2024年10月22日(火)13時50分
欧州連合(EU)は、重要鉱物の共同購入プラットフォームの開発業者を募ったところ8社から応募があり選定に入っている。写真は欧州旗。ブリュッセルで23年撮影。(2023年 ロイター/Johanna Geron/File Photo)
Eric Onstad
[ロンドン 21日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、重要鉱物の共同購入プラットフォームの開発業者を募ったところ8社から応募があり選定に入っている。書類や消息筋の話で明らかになった。
EUは、グリーン移行に不可欠となる鉱物を有利な条件や価格で購入するため、共同購入メカニズムを計画している。
消息筋によると、年末までにプラットフォーム開発業者と契約し、来年初頭には個別商品ごとのプラットフォーム開発に着手する方針だ。
ロイターが閲覧した書類によると、契約を勝ち取った企業には約900万ユーロが支払われる。
応募したのはデロイト、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)など8社。
EUではことし5月、重要鉱物の中国への依存を弱めて域内生産・処理を増やすことを目的とした「重要原材料法(CRMA)」が発効しており、共同購入メカニズムはその重要な要素。