与えられた職責を果たしていきたい＝更迭報道で松野官房長官

　１２月１１日、松野博一官房長官（写真）は午前の会見で、所属する安倍派（清和政策研究会）の政治資金パーティを巡る自身の進退について「与えられた職責を果たしていきたい」と語った。写真は都内で２０２１年１０月撮影（２０２３年　ロイター／Kim Kyung-Hoon）

Hitoshi Ishida

［東京　１１日　ロイター］ - 松野博一官房長官は１１日午前の会見で、所属する安倍派（清和政策研究会）の政治資金パーティを巡る自身の進退について「与えられた職責を果たしていきたい」と語った。

岸田首相は同日朝、政治資金問題を受けた人事について「適切なタイミングで適切に対応を考えていきたい」と語っている。

松野官房長官はこの問題について「派閥において事実確認がなされている最中であり、報道によれば派閥の政治資金の取り扱いについて刑事告発がなされ、それに関連して捜査が行われているものと承知している」とし、「私の政治団体についても、精査して適切に対応してまいりたい」との答えを繰り返した。