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米太陽光パネル関税は「もろ刃の剣」、中国外務省が保護主義批判
2018年01月25日(木)13時01分
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1月25日、中国外務省の華春瑩報道官(写真)は定例会見で、トランプ米大統領が太陽光発電パネルに高率の輸入関税をかける大統領令に署名したことを受け、保護主義は双方を傷つける「もろ刃の剣」だと述べた。写真は北京で2016年1月撮影(2018年 ロイター/Jason Lee)
[北京 24日 ロイター] - 中国外務省の華春瑩報道官は24日の定例会見で、トランプ米大統領が太陽光発電パネルに高率の輸入関税をかける大統領令に署名したことを受け、保護主義は双方を傷つける「もろ刃の剣」だと述べた。
ただ、中国は自国経済に自信を持っているとも発言。中国個人消費が今年初めて米国を上回るとした王毅外相の発言に言及した上で、「2018年以降、世界最大の市場は中国になる」と述べた。
一方、こうした見方に一部のエコノミストは懐疑的で、上海の交通銀行のアナリスト、Tang Jianwei氏は「個人消費の米経済に占める割合は70%で、中国は30%にすぎない」とし、中国経済の規模はまだ米国ほど大きくないと語った。
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