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ロシア、シリアで海空軍の恒久基地確保へ=RIA
2017年12月27日(水)12時41分
12月26日、ロシア通信が伝えたところによると、ロシアのショイグ国防相(左)は、同国がシリアに海軍と空軍の恒久的な軍事基地の構築を始めていると語った。写真右はプーチン大統領。サンクトペテルブルクで7月代表撮影(2017年 ロイター)
[モスクワ 26日 ロイター] - ロシアのショイグ国防相は26日、同国がシリアに海軍と空軍の恒久的な軍事基地の構築を始めていると語った。またロシア議会は、同国がシリア政府と軍事面での関係強化を目指す協定を承認した。いずれもロシア通信(RIA)が伝えた。
ショイグ氏は「先週、最高司令官(プーチン大統領)がタルトス(海軍基地)とヘメイミーム(空軍基地)のあり方について承認した。われわれはそこに恒久的に展開する態勢を築き始めた」と述べた。
一方でロシア上院のボンダレフ国防・安全保障委員長は、議会が承認した協定ではタルトス基地の拡張とロシア艦船にシリアの水道や港湾を利用できる権利が付与されると説明した。
RIAによると、今後ロシアはタルトス基地に核動力を含めた軍艦11隻を維持することが可能。有効期間は49年で、場合によっては延長もできる。
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