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イタリア議会、年末に解散し来年3月に総選挙実施へ=関係筋
12月13日、イタリアは来年3月4日に総選挙を実施する見通し。写真はローマで10月撮影(2017年 ロイター/Remo Casilli)
[ローマ 13日 ロイター] - イタリア議会はクリスマスから新年を迎える間に解散され、来年3月4日に総選挙を実施する可能性が高い。大統領府の関係筋が明らかにした。
関係筋によると選挙は3月11日の可能性もある。近く最終的な決定が下されるという。
関係筋によると、ジェンティローニ首相が年末恒例の記者会見を終えた後、マッタレッラ大統領は両院を解散することが確実視されている。首相会見は28日の予定。議会は28日までに18年予算案を可決する見通し。新政府発足までジェンティローニ首相が職にとどまる。
これに先立ち伊紙コリエーレ・デラ・セラやラ・リパブリカなどが、大統領が今月末に議会を解散する可能性が高く、3月初めの選挙実施への道が開かれると報じていた。
総選挙は遅くても5月までに実施する必要がある。
選挙では中道右派が大方の議席を獲得するとみられているが、世論調査によると絶対多数には至らない見込みでハングパーラメント(単独過半数政党なしの議会)になる公算が大きい。
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