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国際社会は東エルサレムをパレスチナ首都と認めるべき=トルコ

2017年12月13日(水)18時03分

 12月13日、トルコのチャブシオール外相は、イスラム諸国は国際社会に対し、東エルサレムをパレスチナの首都と認めるよう働きかけるべきだとの見解を示した。写真はアンカラで10月撮影(2017年 ロイター/Umit Bektas)

[イスタンブール 13日 ロイター] - トルコのチャブシオール外相は13日、イスラム諸国は国際社会に対し、東エルサレムをパレスチナの首都と認めるよう働きかけるべきだとの見解を示した。

トランプ米大統領が6日、エルサレムをイスラエルの首都と認めると正式に発表したことで、中東地域やイスラム諸国からは強い抗議が起きている。

トルコのイスタンブールでは13日、イスラム協力機構(OIC)の緊急首脳会議を開催。50以上のイスラム諸国から首脳や閣僚が集まる予定だ。

同国のチャブシオール外相は「まず初めに、パレスチナは他のすべての国から認められる必要がある。われわれはこのために努力しなければならない」と表明。「東エルサレムを首都とし、1967年に定められた国境線に基づいてパレスチナを認めるよう他の国々に促さねばならない」と述べた。

トルコはトランプ大統領の決定について、世界を「果てしない戦火に陥れる」ものと強く非難。米国の方針転換を求めて、今回の緊急首脳会議開催を呼び掛けていた。

会議ではパレスチナ自治政府のアッバス議長が演説を予定。イランのロウハニ大統領やスーダンのバシル大統領ら首脳が出席する見込み。

ロイター
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