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エルサレムの首都認定、宣戦布告に等しい=パレスチナ駐英代表
2017年12月06日(水)18時48分
12月6日、パレスチナのマニュエル・ハサシアン駐英代表は、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定するのは、宣戦布告に等しいとの認識を示した。写真はエルサレムの旧市街、5日撮影(2017年 ロイター/Ammar Awad)
[ロンドン 6日 ロイター] - パレスチナのマニュエル・ハサシアン駐英代表は6日、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定するのは、宣戦布告に等しいとの認識を示した。
同代表はBBCラジオとのインタビューで「(トランプ大統領が)エルサレムをイスラエルの首都と認定する方針を示せば、2国家共存という解決策が消滅することになる」と発言。
「中東への宣戦布告となる。聖堂をイスラエルの完全な支配下に置くことを受け入れられないイスラム教徒15億人、キリスト教徒数億人に対する宣戦布告になる」と述べた。
複数の米政府高官によると、トランプ大統領は6日、エルサレムをイスラエルの首都と認める演説を行い、米国大使館をエルサレムに移転する作業を開始する方針。
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