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欧州がイランの脅威となるならミサイル射程を延長へ=革命防衛隊

2017年11月27日(月)14時12分

 11月26日、イラン革命防衛隊のフセイン・サラミ副司令官は、欧州がイラン政府の脅威となる場合、革命防衛隊はミサイル射程を2000キロメートル以上に延長すると警告した。写真は演説する同副司令官。2010年7月にテヘランで撮影。提供写真(2017年 ロイター/Morteza Nikoubazl)

[ロンドン 26日 ロイター] - イラン革命防衛隊のフセイン・サラミ副司令官は、欧州がイラン政府の脅威となる場合、革命防衛隊はミサイル射程を2000キロメートル以上に延長すると警告した。イランのファルス通信が25日伝えた。

フランスは、イランの弾道ミサイル開発を巡り妥協のない対話を求め、2015年の核合意とは別に交渉を行う可能性を示唆している。

一方、イランは、ミサイル開発は防衛目的で、交渉の余地はないとの立場を繰り返している。

ファルス通信によると、副司令官は「われわれがミサイルの射程を2000キロで維持してきたのは技術的に制限されていたからではなく、戦略上の方針が理由だ」と発言。「われわれはこれまで欧州を脅威と感じることがなかったため、ミサイル射程を引き上げなかった。だが、欧州が脅威となることを望む場合、われわれはミサイルの射程を引き上げる」と述べた。

ロイター
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