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日中首脳、両国関係の改善推進や北朝鮮問題での連携強化で一致

2017年11月12日(日)08時56分

 11月11日、安倍晋三首相と中国の習近平国家主席はベトナムのダナンで首脳会談を行い、日中関係の改善推進で一致した。写真はアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席した安倍首相(前列一番右)と習主席(前列一番左)(2017年 ロイター/Jorge Silva)

[ダナン(ベトナム) 11日 ロイター] - 安倍晋三首相と中国の習近平国家主席は11日、ベトナムのダナンで首脳会談を行い、日中関係について改善を進めていくことで一致した。また、北朝鮮問題についても日中両国間の連携を深めていくことで合意した。

両首脳はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためベトナムを訪問していた。

安倍首相は会談後、記者団に「会談の締めくくりに習主席からは、今回の会談は日中関係の新たなスタートとなる会談であるとの発言があった。私もまったく同感だ」と語った。

首相は適切な時期に自身の訪中と習主席の来日を提案したことも明らかにした。

さらに、北朝鮮問題での協力を深め、日中韓首脳会談をできる限り早い時期に開催することでも合意した。

安倍首相は「北朝鮮情勢が重要な局面を迎える中、中国の果たすべき役割は非常に大きい」と強調した。

両首脳は、防衛当局間の「海空連絡メカニズム」の早期運用開始に向け、協議を加速していくことでも一致した。

経済については、第三国で日中が協力してビジネスを展開していくことを安倍首相が提案。首相は、認識を一致できたと思うと述べた。

ロイター
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