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カタルーニャ州首相、対立打開へ調停呼び掛け

2017年10月05日(木)13時27分

 10月4日、スペイン北東部カタルーニャ自治州のプチデモン首相は、独立を巡る住民投票について4日夜にテレビ演説を行い、中央政府との対立打開に向けて調停を求める考えを示した。バルセロナで撮影、提供写真(2017年 ロイター/Catalan Goverment/Jordi Bedmar)

[バルセロナ/マドリード 4日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ自治州のプチデモン首相は、独立を巡る住民投票について4日夜にテレビ演説を行い、中央政府との対立打開に向けて調停を求める考えを示した。

首相は「この瞬間に調停を呼び掛けたい。過去数時間、様々な申し出があり、今後も提案を受けるだろう」と語った。

独立宣言の具体的な日程には言及せず、数日以内に州機関が住民投票の結果を適用すると述べた。

一方、国王フェリペ6世が3日、州政府指導者の「無責任な行動」を批判したことについて、カタルーニャ州の多くの人々を失望させたと指摘した。

カタルーニャ州の独立派政党、民衆統一候補の議員は、独立宣言は9日の州議会での住民投票結果の審査後になるとの見方を示した。

一方、中央政府は声明を発表し、カタルーニャ州が対話や交渉、調停を求めるなら、まず法の道に立ち返る必要があると指摘した。

*内容を追加しました。

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