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スペイン、カタルーニャ州に警官追加派遣 住民投票阻止へ

2017年09月25日(月)10時50分

 9月22日、スペイン内務省は、カタルーニャ自治州で10月1日に計画されているスペインからの独立を問う住民投票を阻止するため、より多くの警察官を同州に派遣すると発表した。写真はデモ隊の警備にあたる警官たち。バルセロナで撮影(2017年 ロイター/SUSANA VERA)

[マドリード 22日 ロイター] - スペイン内務省は22日、カタルーニャ自治州で10月1日に計画されているスペインからの独立を問う住民投票を阻止するため、より多くの警察官を同州に派遣すると発表した。

スペイン政府は住民投票は違法行為だとしている。

内務省の声明によると、警察官動員の目的は公共のスペースの監視、秩序維持、「違法な住民投票が実施された場合」に備えることだとした。

スペインのメディアによると、同国の警察官3000─4000人が既に同州に到着もしくは向かっている。内務省は具体的な数字は明らかにしていない。

カタルーニャ州の指導者らは10月1日に住民投票を決行すると表明。また、賛成票が反対を上回れば州議会が48時間以内に独立を宣言するとしている。

スペイン警察は20日、同州政府の複数の官庁を捜索、複数の高官を逮捕した。住民投票を阻止するための措置とみられる。

ロイター
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