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北朝鮮情勢、大規模紛争に発展する恐れ=ロシア大統領

2017年09月01日(金)18時45分

 9月1日、ロシアのプーチン大統領は、大統領府のウェブサイト上で、米国と北朝鮮の対立が大規模な紛争に発展する恐れがあると警告し、北朝鮮に圧力をかけるのは誤りとの見解を明らかにした。写真はモスクワで6月撮影(2017年 ロイター/Sergei Karpukhin)

[モスクワ 1日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は1日、大統領府のウェブサイト上で、米国と北朝鮮の対立が大規模な紛争に発展する恐れがあると警告し、北朝鮮に圧力をかけるのは誤りとの見解を明らかにした。

「全ての関係国が前提条件なしに直接対話を行い問題を解決することが不可欠」とし「挑発や圧力、敵意に満ちた攻撃的な発言はどこにもたどりつかない」と強調した。

その上で朝鮮半島情勢は「大規模な紛争に発展する手前」まで悪化したと指摘した。

「北朝鮮の核ミサイル開発計画を圧力のみで中止させられるとの見方は間違いで無益だ」とし、北朝鮮がミサイル開発を凍結する代わりに米国と韓国が大規模な共同軍事演習を中止するというロシアと中国の提案が緊張緩和につながると主張した。

ロイター
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