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米国は敵視政策止めるべき、問題の根本原因=北朝鮮国連次席大使
5月19日、北朝鮮のキム・インリョン国連次席大使は米朝協議を開始するには、米国が北朝鮮に対する「敵視政策」を止める必要があるとの立場を示した。写真は北朝鮮の国旗。3月9日撮影。(2017年 ロイター/Edgar Su)
[国連 19日 ロイター] - 北朝鮮のキム・インリョン国連次席大使は19日、米朝協議を開始するには、米国が北朝鮮に対する「敵視政策」を止める必要があるとの立場を示した。
大使は記者に対し「米国は対話への意思を示しているが、重要なのは言葉ではなく、行動だ」と指摘。
「敵視政策をあらためることが、朝鮮半島におけるすべての問題を解決する前提となる」とし、「解決すべき喫緊の問題は、米国が北朝鮮に対する敵視政策を完全に終わらせることだ。これがすべての問題の根本原因になっている」と述べた。
また、身代金要求型のウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃と北朝鮮との結びつけについては、「ばかげている」と一蹴した。
次席大使は記者会見で「何か異変が起きると故意に北朝鮮と結びつけ、派手な反北朝鮮運動に乗り出すのは、米国や敵対勢力の常套手段だ」と語った。
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*内容を追加するとともに、写真を更新して再送します。