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イラク警察、モスルでの戦闘で化学兵器使用とISを非難
2017年04月17日(月)14時19分
4月16日、イラクの警察当局は過激派組織「イスラム国」(IS)が北部モスルでの戦闘で化学兵器を使用したとして非難した。だが、これにより軍の進めるモスル西部奪還作戦が妨げられることはないという。写真はモスル西部をパトロールするイラクの警察部隊と励ましの声をかける市民(2017年 ロイター/Marko Djurica)
[バグダッド 16日 ロイター] - イラクの警察当局は16日、過激派組織「イスラム国」(IS)が北部モスルでの戦闘で化学兵器を使用したとして非難した。だが、これにより軍の進めるモスル西部奪還作戦が妨げられることはないという。
連邦警察の当局者らはロイターに、ISが15日に政府軍に対し、2地区で化学兵器を使用したと語った。政府軍は声明で、同攻撃による被害は軽傷者数名にとどまったと述べたが、詳細は明らかにしなかった。
国連は先月、化学兵器によるとみられる爆発により、モスルで女性や子供を含む12人が手当てを受けたと語ったが、イラクのムハンマド・アリ・ハキム国連大使は、その証拠はないと述べていた。
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