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中国、産児制限を一段と緩和の可能性=政府系シンクタンク
2016年12月01日(木)22時54分
12月1日、中国の政府系シンクタンク、中国社会科学院は、同国が産児制限を将来的に一段と緩和または撤廃する可能性があると指摘。上海の通りのようす。2014年撮影(2016年 ロイター/RTR494TM)
[北京 1日 ロイター] - 中国の政府系シンクタンク、中国社会科学院(CASS)は、同国が産児制限を将来的に一段と緩和または撤廃する可能性があると指摘した。
CASSは11月30日に発表した人口と労働に関する年次報告書で、「晩婚化と出産の高齢化が進み、出産する意欲が低下している」と指摘。「『低出生率のわな』に陥ることを避けるため、将来的に産児制限をさらに緩和または撤廃せざるを得ない可能性がある」とした。
中国は昨年10月、数十年続いた「一人っ子政策」を廃止し、全ての夫婦に2人目の子どもを持つことを正式に認めた。
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