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EUの対ロ制裁、解除する理由ない=ウクライナ問題で独首相

2016年08月19日(金)17時11分

 8月19日、ドイツのメルケル首相は、欧州連合(EU)による対ロシア制裁について、ロシアによるミンスク和平合意の完全履行が実現していないことから、解除する理由はないとの考えを示した。写真はベルリンで7月撮影(2016年 ロイター/Hannibal Hanshke)

[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は、欧州連合(EU)による対ロシア制裁について、ロシアによるミンスク和平合意の完全履行が実現していないことから、解除する理由はないとの考えを示した。19日付のドイツ紙が報じた。

同首相は、独RedaktionsNetzwerks Deutschland(RND)とのインタビューで、ロシアは、ウクライナ東部クリミアの親ロシア派武装勢力を支援し、クリミアを併合したことにより、大きな危機をもたらしたと主張。「欧州はこうした基本理念違反に対応する必要があった」と説明した。

その上で、ウクライナとロシアがミンスク和平合意を履行するようオランド仏大統領と協力し、取り組んでいると明らかにした。

ロイター
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