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欧州委員会と欧州議会のトップは辞任すべき=ドイツ欧州議会議員
6月24日、EU懐疑派のドイツ右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」のベアトリクス・フォン・シュトルヒ欧州議会議員は、英国民投票でEU離脱派の勝利が確実となったことを受け、欧州委員会のユンケル委員長と欧州議会のシュルツ議長は辞任すべきと要求した。写真の旗はロンドンで19日撮影(2016年 ロイター/Neil Hall)
[ブリュッセル 24日 ロイター] - 欧州連合(EU)懐疑派のドイツ右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」のベアトリクス・フォン・シュトルヒ欧州議会議員は24日、英国民投票でEU離脱派の勝利が確実となったことを受け、欧州委員会のユンケル委員長と欧州議会のシュルツ議長は辞任すべきと要求した。
シュトルヒ議員は「6月23日は歴史的な日となった。英国の独立記念日だ。英国民は意思を聞かれ、決断を下した。EUは政治的連合として失敗した。ユンケル氏とシュルツ氏は答えを出す必要がある。彼らは辞任すべきだ」と語った。
EU当局者はここ数週間、国民投票の結果、英国のEU離脱が決まった場合にユンケル委員長が退陣する可能性や、委員長の健康状態がすぐれないとの憶測について否定していた。ユンケル委員長の5年間の任期は2019年まで。
一方、シュルツ議長は来年初めに任期が切れるが、続投の意思については不明。