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ロシア中銀が政策金利を11.00%から10.50%に引き下げ、予想通り
2016年06月10日(金)20時36分

6月10日、ロシア中央銀行(写真)は、政策金利を11.00%から10.50%に引き下げた。利下げはほぼ予想通りで、2015年7月以来ほぼ1年ぶり。モスクワで5月撮影(2016年 ロイター/Sergei Karpukhin)
[モスクワ 10日 ロイター] - ロシア中央銀行は10日、政策金利を11.00%から10.50%に引き下げた。利下げはほぼ予想通りで、2015年7月以来ほぼ1年ぶり。インフレリスクの低下が背景とみられる。
中銀は声明で「物価上昇がより安定的になり、インフレ予想が低下し、インフレリスクが小さくなるという前向きな傾向がみられる」と述べた。さらに「インフレリスクの予想やインフレ率鈍化の調整をみながら、追加利下げの可能性を考慮していく」とした。
ロシアでは昨年からインフレ率が急速に鈍化し、利下げ観測が広がっていた。最近3カ月間は7.3%で横ばいとなっており、2017年末までに4%という中銀目標は達成可能とみられている。
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