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北朝鮮、中距離弾道ミサイルの発射準備=聯合ニュース

2016年04月27日(水)01時37分

 4月26日、韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮は中距離弾道ミサイルの発射準備に入った。写真は北京で1月撮影(2015年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[ソウル/ワシントン 26日 ロイター] - 韓国の聯合ニュースは26日、北朝鮮が中距離弾道ミサイルの発射準備に入ったと報じた。

それによると、政府当局者は「北朝鮮が、故金日成(キム・イルソン)主席の生誕日である4月15日に発射を行い、失敗した『ムスダン』ミサイルを発射する可能性を示す兆候がうかがえる」と述べた。

こうしたなか、北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は26日、外務省報道官の発言として、米国の敵対行為および脅威に対抗するべく「強力な核抑止力」が必要とした上で、「米国が北朝鮮に対し、過激な敵視政策や核の脅迫を続けても、北朝鮮は核攻撃能力の拡大に向けて劇的な進歩を遂げるだけだ」と伝えた。

北朝鮮は15日、「ムスダン」とみられるミサイルを東岸地域から発射したが失敗した。射程は3000キロメートル超で、発射に成功すれば日本が圏内に入るほか、米軍基地のあるグアムも理論的には圏内となる。

*内容を追加して再送します。

ロイター
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