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サンダース氏、撤退論に「ばかげている」 米民主党指名争い
3月17日、米大統領選民主党候補指名争いに参加するバーニー・サンダース上院議員は、オバマ大統領が指名候補となりそうなヒラリー・クリントン前国務長官の下に結集するよう民主党員に呼び掛けたとする報道について、自身に撤退を持ちかけるのは「ばかげている」と述べた。アリゾナ州で撮影(2016年 ロイター/Nancy Wiechec)
[ワシントン 17日 ロイター] - 米大統領選民主党候補指名争いに参加するバーニー・サンダース上院議員は17日、オバマ大統領が指名候補となりそうなヒラリー・クリントン前国務長官の下に結集するよう民主党員に呼び掛けたとする報道について、自身に撤退を持ちかけるのは「ばかげている」と述べた。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙によると、オバマ大統領は11日、個人の立場で民主党寄付者のグループに対し、サンダース氏の選挙活動は終わりに近付いており、党は近いうちにクリントン氏支援でまとまらなくてはならないと述べた。
サンダース氏はMSNBCとのインタビューで、報道されたオバマ氏の発言に直接コメントしたくないとした上で「米国民の半分しか政治手続きに参加していない時に、誰であれそうした(未参加の)人々に投票する権利がないと示唆するのはばかげていると思う」と述べた。
ホワイトハウスは17日、オバマ大統領は寄付者向けの発言でどの候補が好ましいかを示してはいない、と説明した。