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ダボス会議、北朝鮮外相の招待を取り消す意向 核実験受け

1月13日、世界経済フォーラム(WEF)は1、北朝鮮の核実験実施を受け、同国外相のダボス会議(年次総会)への招待を取り消す意向を明らかにした。写真は同会議のKlaus Schwab議長(2016年 ロイター/Denis Balibouse)
[ジュネーブ 13日 ロイター] - 世界経済フォーラム(WEF)は13日、北朝鮮の核実験実施を受け、同国外相のダボス会議(年次総会)への招待を取り消す意向を明らかにした。
これより先には、1月20─23日に開催されるダボス会議に、北朝鮮の代表団としては1998年以来初めて李スヨン外相が参加すると明らかにしていた。
理事会メンバーのフィリップ・ロースラー氏は記者会見で、北朝鮮を招待したのは昨年のことで、「国際社会との対話の機会となり得る兆候がみられる」ことが理由だったと明らかにした。
その上で「先週の核実験を受け、世界経済フォーラムの精神に沿った国際社会との対話の機会はなくなった。このため、北朝鮮への招待を維持することはできないだろう」と述べた。