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マレーシア機撃墜、破片はロシア製ミサイルの可能性=検察当局
2015年08月12日(水)08時22分
8月11日、ウクライナで昨年7月に起きたマレーシア航空機撃墜事件で、オランダの検察当局は、現場で回収した残骸にロシア製の地対空ミサイル「ブク」の破片が含まれている可能性があると発表。写真は墜落現場。4月撮影(2015年 ロイター/Igor Tkachenko)
[アムステルダム 11日 ロイター] - ウクライナで昨年7月に起きたマレーシア航空機撃墜事件で、オランダの検察当局は11日、現場で回収した残骸にロシア製の地対空ミサイル「ブク」の破片が含まれている可能性があると発表した。
マレーシア航空MH17便は、親ロシア派が支配する地域で墜落し、乗員乗客298人全員が死亡。犠牲者の大半がオランダ人だった。
検察当局は、オランダやマレーシアなどで構成する合同捜査チームがブクの一部とみられる破片を調査している明かした上で、「(破片から)撃墜事件に誰が関与したかの情報が得られる可能性がある」としている。
専門家や欧米などは、親ロシア派が同機を撃墜したと非難しているが、ロシア政府はウクライナの戦闘機が撃墜したと反論している。
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