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中国・山西省政府に約300の空席、汚職撲滅運動で失職相次ぎ
2015年03月25日(水)11時33分
3月24日、新華社報道によると、中国の汚職撲滅キャンペーンで地方政府幹部らの失脚が相次ぎ、山西省では現在、約300もの空きポストがある。2014年6月、山西省で撮影(2015年 ロイター/Jon Woo)
[北京 24日 ロイター] - 中国の習近平国家主席が進める汚職撲滅キャンペーンで地方政府でも幹部らの失脚が相次ぎ、山西省では現在、約300もの空きポストがある。新華社が24日、報じた。
炭鉱業の重要拠点である山西省は、中央政府の汚職撲滅リストの上位に浮上。新華社によると、同省政府では2014年だけで上層幹部7人を含む1万5450人が汚職の疑いで罰せられた。
ただ、政府内で要職に就けば厳しい調査を受けざるを得なくなることなどから、空席を埋めるのは容易ではないとみられている。李克強首相は昨年、追及を恐れるあまり職務を疎かにしている職員が多いと苦言を呈している。
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