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ギリシャ元財務相に禁錮1年の判決、脱税者リスト改ざんで

2015年03月25日(水)07時54分

 3月24日、ギリシャの裁判所はパパコンスタンティヌ元財務相(中央)に対し、脱税の疑いが持たれている人物の名前が記載されたリストを改ざんしたとして、禁固1年の有罪判決を言い渡した。2月撮影(2015年 ロイター/FOSPHOTOS)

[アテネ 24日 ロイター] - ギリシャの裁判所は24日、同国のパパコンスタンティヌ元財務相に対し、脱税の疑いが持たれている人物の名前が記載されたリストを改ざんしたとして、禁錮1年の有罪判決を言い渡した。

裁判所は、「ラガルド・リスト」と呼ばれる約2000人の海外に預貯金を持つギリシャ国籍の人物のリストから自身の親類3人の名前を除外したとしている。

ただ、パパコンスタンティヌ氏は今後3年間に罪を犯さなければ収監されない。同氏は一貫して容疑を否認してきた。

同氏に対しては財務相在任中の背任の疑いもかけられていたが、裁判所はこれについては証拠不十分として、無罪を言い渡した。

パパコンスタンティヌ氏はパパンドレウ内閣の下で2009年から2011年まで財務相を務めた。

*写真を付けて再送します。

ロイター
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