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米原油在庫が急増、予想大幅に上回る=API週間在庫統計

2015年02月19日(木)09時55分

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米石油協会(API)が18日発表した週間石油在庫統計によると、原油在庫は13日までの週に1430万バレル増加し、4億2800万バレルとなった。ロイターがまとめたアナリストの予想320万バレル増を大幅に上回る伸び。

需要が低迷するなか、原油の過剰供給が鮮明になっている。

増加幅は、19日に発表される米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の週間石油在庫統計でも確認されれば、EIAの統計が開始された1982年以降最大となる。

米原油先物・指標原油の受け渡し地点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫は310万バレル増加した。

メキシコ湾岸の原油在庫は820万バレル増の2億1330万バレル。

製油所原油処理量は日量3000バレル増加した。

ガソリン在庫は130万バレル増で、アナリストの予想20万バレル増を上回った。

ディーゼルオイルやヒーティングオイルなどを含む留出油の在庫は270万バレル減少。アナリストの予想は210万バレル減だった。

原油輸入は日量130万バレル増の同810万バレル。

ロイター
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