財新・中国サービス部門PMI、3月は51.9 3カ月ぶり高水準

財新/S&Pグローバルが3日発表した3月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は51.9と、2月の51.4から上昇し、昨年12月以来の高水準となった。写真は香港で2019年12月撮影(2025年 ロイター/LUCY NICHOLSON)
[北京 3日 ロイター] - 財新/S&Pグローバルが3日発表した3月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は51.9と、2月の51.4から上昇し、昨年12月以来の高水準となった。
新規事業、新規受注ともに2月から改善した。
中国国家統計局が発表した3月のサービス業PMIも上昇していた。
PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。
3月のPMIは中国経済の成長の兆しを示す内容となったが、トランプ米大統領が2日発表した相互関税で、中国からの輸入品に新たに34%の関税が課され、合計関税率は54%となり、中国の成長と好調な輸出は脅かされそうだ。
中国のサービス業は昨年の国内総生産(GDP)の56.7%を占めた。
トランプ氏の関税政策は中国の製造業に大きな打撃を与え、企業の雇用を鈍らせ、雇用と所得が不安定な中で消費者心理を低下させる可能性がある。
財新智庫のシニアエコノミスト、王哲氏は「2025年は外部環境が厳しさと複雑さを増す中、中国はより積極的かつ断固としたマクロ経済政策が必要であり、持続的な景気回復を支えるための対策をできるだけ早く実施する必要がある」と述べた。
調査では、3月の新規輸出は横ばいだったが、新規事業の伸びは主に堅調な内需によって12月以来の高水準に達した。新規受注は、当局の支援策、販促活動、広範な需要改善に助けられたとの回答があった。
サービス業の景況感は3月も引き続き明るく、支援策と事業開発努力が今後1年間の売り上げを押し上げることを期待する声が聞かれた。
だが雇用は悪化し、従業員数は過去11カ月で最も速いペースで減少した。