午後3時のドルは149円付近に下落、米関税警戒続く

3月31日、午後3時のドル/円は149円近辺と、前週末ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の水準で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Atsuko Aoyama
[東京 31日 ロイター] -
午後3時のドル/円は149円近辺と、前週末ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の水準で取引されている。米関税への警戒感や米景気不安による日経平均の大幅下落で、リスクオフの流れからドル/円も下落した。週内に米国による相互関税の発表や自動車関税の発動、米指標を控えて大きな方向感は出づらい状況との声も聞かれる。
朝方は149円前半から半ばで推移していたドルは、実需買いが支えとなる一方、リスクオフに伴うドル売り/円買いが下押しし、午前中に148.73円まで下落。午後には月末のリバランスに絡むとみられる買いが入り、149円前半に反発したものの、上値が重い状態が続いている。
日経平均が下げ止まったことなどが午後のドル/円反発の背景にある一方、週内に控える米国の相互関税発表や自動車関税の発動の行方などに「市場の注目が注がれている」(国内銀の為替ディーラー)状況で、方向感は乏しい。
米指標も控えており、強ければ「151円に乗せる可能性がある一方、仮に日銀の早期利上げ観測が高まれば146円も視野に入る」(別の国内銀の為替ディーラー)との見方もある。
セントラル短資FXの市場業務部専任部長、富永貴之氏は、次回の日米中銀の金融政策決定会合まで明確なトリガーがない限り、方向感のない150円前後での動きが当面続くと予想する。200日移動平均線が151円半ばにあり、大きな材料がないと「上抜けは困難」とみている。
海外投機筋の円買い越し幅も高水準で維持されている。米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめた25日終了週のIMM通貨先物取り組み状況によると、非商業(投機)部門の円買い持ちポジションは16万0474枚と、その前の週から4278枚減少した。売り持ちのポジションも3万5098枚と、6690枚減少。買いから売りを差し引いたネットポジションでは、買い越し幅が12万5376枚と、2412枚の増加となった。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 149.04/149.0 1.0833/1.08 161.48/161.4
5 36 9
午前9時現在 149.62/149.6 1.0822/1.08 161.93/161.9
3 25 4
NY午後5時 149.81/149.8 1.0827/1.08 162.24/162.2
6 29 9
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