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トヨタ、10日午前から国内2工場3ライン・午後から1工場1ライン停止=中央発条事故で

2025年03月10日(月)12時41分

 トヨタ自動車は10日午前から国内にある2工場3ライン、同日午後から1工場1ラインの稼働を一時停止すると明らかにした。取引先の部品メーカー、中央発条の工場で6日に爆発事故が起き、部品供給が滞っているため。写真はトヨタのロゴ。都内で2017年2月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Maki Shiraki

[東京 10日 ロイター] - トヨタ自動車は10日午前から国内にある2工場3ライン、同日午後から1工場1ラインの稼働を一時停止すると明らかにした。取引先の部品メーカー、中央発条の工場で6日に爆発事故が起き、部品供給が滞っているため。スポーツ多目的車(SUV)の「ハリアー」や「RAV4」などの生産に影響が出る見込み。

計3工場4ラインの稼働を11日午前まで取り止める。同日午後からの稼働については、同日昼にあらためて判断する。

10日午前から稼働を停止しているのは、高岡工場(愛知県豊田市)の1ラインと豊田自動織機の長草工場(同県大府市)の2ラインで、高岡ではハリアーとRAV4、長草ではRAV4を生産している。

同日午後からは、ダイハツ工業の京都工場(京都府大山崎町)の1ラインの稼働を停止する。京都ではトヨタの商用車「プロボックス」の生産を手掛けている。

爆発事故は6日午前、中央発条の自動車用コイルばねの製造ラインがある藤岡工場(愛知県豊田市)で発生。同社によると、男性1人が死亡し、男性2人が負傷した。同工場では2023年にも爆発事故が起きている。

ロイター
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