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トランプ氏、対メキシコ関税を4月2日まで免除 カナダには言及せず

2025年03月07日(金)02時57分

トランプ米大統領は6日、対メキシコ関税について、米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の対象の製品に関しては4月2日まで関税を免除すると発表した。写真は2月、ホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Carl Court/Pool via REUTERS)

[6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、対メキシコ関税について、米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の対象の製品に関しては4月2日まで関税を免除すると発表した。

トランプ大統領は自身のソーシャルメディアで、メキシコのシェインバウム大統領と協議したと明らかにし、4月2日まで「USMCA協定の対象であるいかなる製品についてもメキシコは関税を支払う必要はないことで同意した」と述べた。

トランプ大統領の発表に先立ち、ラトニック商務長官はCNBCに対し、対カナダ・メキシコ関税について、北米製の一部の自動車への適用を1カ月免除する措置が「USMCA対象の全ての製品に拡大される公算が大きい」とし、トランプ大統領が6日発表する見通しと述べていた。

しかし、トランプ大統領のソーシャルメディアへの投稿には、カナダに対する猶予措置についての言及はない。

カナダのトルドー首相は記者団に対し、ラトニック長官の発言は「前向きな兆候」とした上で、正式な合意を待つと語った。また「米国が開始した貿易戦争は当面続くだろう」という見通しを示した。

ロイター
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