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英財務相、米との貿易協定締結「期待できる理由ある」 

2025年03月05日(水)03時11分

英国のリーブス財務相は4日、米政府との貿易協定の締結は容易ではないものの、希望を持つべき十分な理由があるとの見方を示した。写真は2月、英ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Jordan Pettitt/Pool via REUTERS)

[ロンドン 4日 ロイター] - 英国のリーブス財務相は4日、米政府との貿易協定の締結は容易ではないものの、希望を持つべき十分な理由があるとの見方を示した。

リーブス氏は英国の業界団体「メイクUK」がロンドンで主催した会議で「何らかの貿易協定が締結されることを期待できる理由は十分にあると思う」と表明。双方に譲歩が必要になることは認識しているとした上で、それでも大きな機会があるとの考えを示した。

トランプ大統領によるメキシコとカナダへの関税発動については、英国に直接関税が適用されなくても、世界貿易の減速や国内総生産(GDP)の鈍化、インフレ上昇により、「英国が影響を受けることは間違いない」と指摘。その上で、自由で開かれた貿易の重要性を今後も訴えていくと述べた。

トランプ米政権は4日未明、メキシコとカナダからの輸入品に25%の新たな関税を課したほか、中国製品への追加関税を2倍の20%に引き上げる措置を発動した。

ロイター
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