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英企業信頼感、1月は1年ぶり低水準 事業見通しは改善

2025年01月31日(金)15時48分

 1月31日、英国の企業信頼感を示す指標である1月の「ロイズ銀行ビジネスバロメーター」は2ポイント低下し37%と、1年ぶりの低水準となった。写真はロンドンの金融街シティ・オブ・ロンドンにあるロイズ・ビルのそばを歩く人。13日撮影(2025年 ロイター/Isabel Infantes)

[ロンドン 31日 ロイター] - 英国の企業信頼感を示す指標である1月の「ロイズ銀行ビジネスバロメーター」は2ポイント低下し37%と、1年ぶりの低水準となった。

昨年10月に250億ポンド(310億ドル)規模の増税が発表されたことが背景。

ただ、今後1年間の事業見通しは改善した。

ロイズ銀行コマーシャル・バンキングのシニアエコノミスト、ハン・ジュー・ホー氏は「景況感の変化は時に突然で急激なものになる得るが、最近見られているのは、より緩やかで慎重な低下だ」と述べた。

ただ同氏は、今後1年間の事業見通し改善について、企業が景気減速に対処できるとの自信を深めていることを示すとも指摘した。

人員採用計画を示す指標は昨年6月以来の低水準。値上げを計画している企業の割合は過去5カ月で最低となった。

今回の調査結果は1月3─17日に1200社から寄せられた回答を基にまとめた。

ロイター
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