午後3時のドルは155円前半へ上昇、一時1カ月ぶり高値 日銀利上げ見送りで
12月19日、午後3時のドルは155円前半と、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の水準で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年2月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
[東京 19日 ロイター] -
午後3時のドルは155円前半と、前日ニューヨーク市場の終盤からドル高/円安の水準で取引されている。日銀の利上げ見送りで円売り安心感が広がってドルが急伸し、一時1カ月ぶり高値を付けた。
ドルは日銀会合結果が発表された後、午後に入っても底堅く推移、11月20日以来の高値となる155.48円まで買われた。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後、ドルは対ユーロなど幅広い通貨に対して大きく買われたが、日銀会合を控えて対円での上昇は比較的緩やかだった。
市場では「一部でくすぶっていた(日銀)利上げへの警戒が完全に解けたことが、円相場の反応に表れたのではないか」(三菱UFJ信託銀行の酒井基成・資金為替部マーケット営業課課長)との声が聞かれた。
「日銀声明文からは今後の政策の方向性に関するヒントが見当たらない」(同)として、午後3時半から予定される植田和男総裁の会見への注目が高まっている。
日銀が今回利上げを見送ったことで、総裁会見は「1月(利上げ)に含みを持たせる発言になるとの見方が優勢。内容がハト派的であれば、一段と円安に振れる可能性がある」(あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト)との声も聞かれた。
日銀はこの日の金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.25%程度で据え置くことを決めた。経済・物価ともに前回の判断を維持したが、田村直樹委員は、経済・物価が見通しに沿って推移する中、物価上振れリスクが膨らんでいるとして、0.5%程度に利上げする議案を提出していた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 155.22/155.23 1.0381/1.0383 161.15/161.16
午前9時現在 154.67/154.68 1.0349/1.0352 160.10/160.15
NY午後5時 154.80/154.83 1.0352/1.0353 160.26/160.29
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