ニュース速報
ビジネス

英シェル、投資家向け説明会を来年3月に前倒し開催

2024年12月13日(金)15時05分

 12月12日、英石油大手シェルは、投資家向け説明会の予定を来年6月から早め、3月25日に米ニューヨークで開くと明らかにした。ジュネーブで2022年撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

Ron Bousso

[ロンドン 12日 ロイター] - 英石油大手シェルは12日、ロイターに対し、投資家向け説明会の予定を来年6月から早め、3月25日に米ニューヨークで開くと明らかにした。ワエル・サワン最高経営責任者(CEO)が長期的なビジョンを公表する。

サワン氏は2023年1月のCEO就任直後に、コストの削減や低炭素エネルギー拡大戦略の見直しなどを目標とする2025年末までの計画に着手。石油・ガス事業を中心に利益率の高い事業に軸足を置くという方針の一環として、洋上風力発電への支出を減らして水素向け投資を縮小したほか、欧州と中国の電力市場から撤退、製油所と小売り事業を売却した。

シェルは「最初の短期計画の目標と大胆な取り組みについて見通しを示したい」としている。

シェルの株価は2023年初来8%上昇し、米エクソンモービル、シェブロン、英BPなどの競合勢をアウトパフォームしている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

独サービスPMI1月改定値は52.5、6カ月ぶり高

ワールド

ユーロ圏総合PMI、1月改定50.2 3カ月ぶりに

ワールド

今後の利下げは物価次第、米政策の影響予測難しい=E

ビジネス

中国が米に対話呼びかけ、追加関税発動で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国経済ピークアウト
特集:中国経済ピークアウト
2025年2月11日号(2/ 4発売)

AIやEVは輝き、バブル崩壊と需要減が影を落とす。中国「14億経済」の現在地と未来図を読む

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギー不足を補う「ある食品」で賢い選択を
  • 2
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    マイクロプラスチックが「脳の血流」を長期間にわた…
  • 5
    教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度
  • 6
    中国AI企業ディープシーク、米オープンAIのデータ『…
  • 7
    脳のパフォーマンスが「最高状態」になる室温とは?…
  • 8
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 9
    AIやEVが輝く一方で、バブルや不況の影が広がる.....…
  • 10
    DeepSeekが「本当に大事件」である3つの理由...中国…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」を予防するだけじゃない!?「リンゴ酢」のすごい健康効果
  • 4
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
  • 5
    今も続いている中国「一帯一路2.0」に、途上国が失望…
  • 6
    「靴下を履いて寝る」が実は正しい? 健康で快適な睡…
  • 7
    DeepSeekショックでNVIDIA転落...GPU市場の行方は? …
  • 8
    老化を防ぐ「食事パターン」とは?...長寿の腸内細菌…
  • 9
    足の爪に発見した「異変」、実は「癌」だった...怪我…
  • 10
    「体が1日中だるい...」原因は食事にあり? エネルギ…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 8
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 9
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 10
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中