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米大統領選の開票進む、ドル上昇153円乗せ 日経平均3万9000円回復

2024年11月06日(水)10時55分

 11月6日の東京市場では、米大統領選の開票状況を伝える報道が相次ぐ中、ドル/円が上昇し、日経平均は心理的節目の3万9000円を回復した。都内の株価ボード前で2月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

Noriyuki Hirata

[東京 6日 ロイター] - 6日の東京市場では、米大統領選の開票状況を伝える報道が相次ぐ中、ドル/円が上昇し、日経平均は心理的節目の3万9000円を回復した。選挙の行方は予断を許さず、神経質な値動きとなっている。

ドル/円は朝方に151円前半を推移していたが、午前10時ごろにかけて徐々に水準を切り上げ、一時153円前半に上昇。日経平均も円安を好感する形で上げ幅を拡大し、500円を超える上げとなっている。

もっとも、ドル/円の上昇は「仲値」に関連した実需の買いの影響との見方もある。「大統領選開票が進む中で、まだどちらが勝利するかはわからない。金融機関など大口の参加者が取引を止めているため、実需のフローの影響力が強く出たのではないか」(国内証券のアナリスト)という。

5日に投票が行われた米大統領選の開票作業が始まり、エジソンリサーチによると、共和党候補のトランプ前大統領がインディアナ、ケンタッキー、ウェストバージニアなど8州で勝利を確実にした。一方、民主党候補のハリス副大統領は首都ワシントンと3州を制した。

ロイター
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