日立、今期営業益8750億円に上方修正 従来から200億円上振れ
10月30日、日立製作所は、2025年3月期通期の営業利益予想(国際会計基準)を上方修正した。写真は日立のロゴ。チューリッヒで2020年9月撮影(2024年 ロイター/Arnd Wiegmann)
Maki Shiraki
[東京 30日 ロイター] - 日立製作所は30日、2025年3月期通期の営業利益予想(国際会計基準)を上方修正した。前年比15.8%増の8750億円となる見通しで、従来予想の8550憶円から200億円上振れる。国内でのデジタル化や送電網などの更新需要、データセンター関連の好調が寄与する。
修正後の通期営業利益予想は、IBESがまとめたアナリスト13人の事前予想の平均値9196億円を下回っている。
24年4━9月期連結決算では、営業利益は前年同期比24.4%増の4047億円だった。
*会社発表の決算要旨は以下でご覧いただけます。https://www.release.tdnet.info/inbs/140120241030506033.pdf