現代自、第3四半期営業益は前年比7%減 SUVの保証費用などで
10月24日、 韓国の現代自動車が発表した第3・四半期決算は、営業利益が前年同期比7%減の3兆6000億ウォン(26億ドル)となった。写真は3月、ニューヨークの自動車ショーに展示された現代自のピックアップトラック(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
[ソウル 24日 ロイター] - 韓国の現代自動車が24日発表した第3・四半期決算は、営業利益が前年同期比7%減の3兆6000億ウォン(26億ドル)となった。スポーツ多目的車(SUV)「サンタフェ」の保証費用や世界的な自動車需要の鈍化が響いた。
アナリスト予想の3兆9000億ウォンも下回った。
現代自は「主要市場の成長鈍化を含め、不透明な事業環境が続くと予想している」とした。
米国におけるサンタフェのエンジン保証延長に関連して3200億ウォンの引当金を計上した。
世界販売台数は5%減。米国と韓国で増加したものの、欧州では減少した。
電気自動車の販売が減少した一方で、ハイブリッドEVの販売は40%以上急増したという。