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S&P500年末目標、UBSが5850に引き上げ 利下げなど寄与

2024年10月16日(水)01時57分

UBSグローバル・リサーチは15日、米主要株価指数S&P500種の2024年末の目標を従来の5600から5850に引き上げた。ニューク証券取引所(NYSE)で9月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[15日 ロイター] - UBSグローバル・リサーチは15日、米主要株価指数S&P500種の2024年末の目標を従来の5600から5850に引き上げた。企業利益の伸びや良好なマクロ経済環境、金利低下が株価を押し上げるとの見方を示した。

S&P500は年初来で22.85%上昇。直近の終値は、5859.85ポイントの最高値を更新した。

ジョナサン・ゴルブ氏率いるアナリストらは、利下げにより費用が減り、デフォルトリスクが低下するとし、「1株当たり利益(EPS)と評価額の両方が拡大する」と述べた。

UBSはまた、25年末の目標を従来の6000から6400に引き上げ。堅調なハイテク株を追い風に同指数がさらに押し上げられる公算が大きいとした。

UBSは、米連邦準備理事会(FRB)が26年までに計250ベーシスポイント(bp)の利下げを行うと予想しており、金利の急激な低下により利ざやが20bp上昇する可能性があるとの見通しを示した。

ロイター
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