ニュース速報
ビジネス

ヘッジファンド、24日に香港株買い越し 取引高急増=ゴールドマン

2024年09月25日(水)18時01分

 ゴールドマン・サックスによると、24日の香港株式市場では中国当局が幅広い景気刺激策を打ち出したことを受け、ヘッジファンドと一部の長期投資家の資金が流入し、取引高が「爆発的」に増えた。写真は上海で2019年撮影(2024年 ロイター)

Summer Zhen

[香港 25日 ロイター] - ゴールドマン・サックスによると、24日の香港株式市場では中国当局が幅広い景気刺激策を打ち出したことを受け、ヘッジファンドと一部の長期投資家の資金が流入し、取引高が「爆発的」に増えた。

アナリストは追加の財政刺激策への期待で、今後数日、株価の上昇が続く可能性があると予想している。

一方、UBSによると、株価の上昇は主に中国のファンドと外国のヘッジファンドによるもので、UBSが追跡している外国の長期投資家は利益確定の売りを出した。

ゴールドマンによると、ヘッジファンドは香港株を買い越し、同社が追跡している香港市場のフロー全体の22%を占めた。

ロングオンリー型の投資家は午後に入り取引が活発になった。フローの78%が買いだった。

香港市場の取引高は20日平均を137%上回った。上海は83%、深センは66%それぞれ上回った

ゴールドマンは「ミューチュアルファンドとヘッジファンドの香港・中国のポジショニングは非常に軽い。この勢いは続くと予想している」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ドイツ緑の党、共同党首が辞任 選挙敗北で引責

ワールド

司令官が殺害されてもヒズボラは屈せず=イラン最高指

ビジネス

独VWの労使交渉始まる、「工場閉鎖なら歴史的過ち」

ワールド

ヒズボラ、モサド本部狙いロケット弾発射 イスラエル
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:羽生結弦が能登に伝えたい思い
特集:羽生結弦が能登に伝えたい思い
2024年10月 1日号(9/24発売)

被災地支援を続ける羽生結弦が語った、3.11の記憶と震災を生きる意味

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    メーガン妃に大打撃、「因縁の一件」とは?...キャサリン妃御用達デザイナー「移籍」で選択肢ゼロに
  • 2
    キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感...世界が魅了された5つの瞬間
  • 3
    まさかの「ハリス不支持」...130万人からなる「あの巨大労組」が異例の声明、大統領選への影響は?
  • 4
    先住民が遺した壁画に「当時の人類が見たはずがない…
  • 5
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 6
    中国「愛国ビジネス」暴走、日本人襲撃...中国政府は…
  • 7
    中東は全面戦争に突入寸前、レバノンは「もう一つの…
  • 8
    「大統領選敗北なら2年以内にイスラエル消滅」トラン…
  • 9
    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…
  • 10
    「ゾッとした」「未確認生物?」山の中で撮影された…
  • 1
    キャサリン妃の「外交ファッション」は圧倒的存在感...世界が魅了された5つの瞬間
  • 2
    がん治療3本柱の一角「放射線治療」に大革命...がんだけを狙い撃つ、最先端「低侵襲治療」とは?
  • 3
    クローン病と潰瘍性大腸炎...手ごわい炎症性腸疾患に高まる【新たな治療法】の期待
  • 4
    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…
  • 5
    世界で最も華麗で高額な新高層ビルに差す影
  • 6
    浮橋に集ったロシア兵「多数を一蹴」の瞬間...HIMARS…
  • 7
    北朝鮮、泣き叫ぶ女子高生の悲嘆...残酷すぎる「緩慢…
  • 8
    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…
  • 9
    メーガン妃に大打撃、「因縁の一件」とは?...キャサ…
  • 10
    レザーパンツで「女性特有の感染症リスク」が増加...…
  • 1
    「LINE交換」 を断りたいときに何と答えますか? 銀座のママが説くスマートな断り方
  • 2
    エリート会社員が1600万で買ったマレーシアのマンションは、10年後どうなった?「海外不動産」投資のリアル事情
  • 3
    年収分布で分かる「自分の年収は高いのか、低いのか」
  • 4
    「まるで別人」「ボンドの面影ゼロ」ダニエル・クレ…
  • 5
    森ごと焼き尽くす...ウクライナの「火炎放射ドローン…
  • 6
    「もはや手に負えない」「こんなに早く成長するとは.…
  • 7
    「あの頃の思い出が詰まっている...」懐かしのマクド…
  • 8
    止まらない爆発、巨大な煙...ウクライナの「すさまじ…
  • 9
    「ローカリズムをグローバルにという点で、Number_i…
  • 10
    中国の製造業に「衰退の兆し」日本が辿った道との3つ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中