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米経常赤字、第2四半期は10.7%増 22年第1四半期以来の高水準

2024年09月20日(金)00時15分

米商務省が19日に発表した第2・四半期の経常収支の赤字額は前期比10.7%(258億ドル)増の2668億ドルと、2022年第1・四半期以来の高水準となった。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ワシントン 19日 ロイター] - 米商務省が19日に発表した第2・四半期の経常収支の赤字額は前期比10.7%(258億ドル)増の2668億ドルと、2022年第1・四半期以来の高水準となった。財(モノ)の輸入が急増したことが背景。ロイターがまとめたエコノミスト予想は2600億ドルの赤字だった。

第2・四半期の経常赤字の国内総生産(GDP)に占める比率は3.7%と、22年第2・四半期以来の高水準となった。第1・四半期は3.4%だった。ピークは05年第4・四半期の6.3%。

モノの輸入が201億ドル増の8139億ドルと、22年第2・四半期以来の高水準となった。コンピューター付属品や周辺機器・部品、およびコンピューター、半導体などの資本財の増加が主因となった。

消費財の輸入も、薬剤、歯科製品、医薬製品を中心に増加した。

モノの輸出は1億ドル減の5167億ドル。非通貨金の輸出が大幅に減った。

モノの貿易赤字は2971億ドルと、第1・四半期の2769億ドルから拡大し、22年第2・四半期以来の高水準となった。

ロイター
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